月明かり照らす夜が この心騒つかせる 何度目だろう また悪夢が無邪気に 想いを阻んでゆく 何度でも受けて立つさ たとえば命が尽きたとしても 来世で取り返してやる 大胆に君の心を拐って 夜の風に乗り 輝ける星へ いつだって空を駆け抜け 迎えに行くよ どんな宝石さえも霞むような 君を──── 遠い街 向かう途中 濡れる頬を拭いながら 虹彩に映り込んだ 幾千の星が やるせない過去 溶かすように やれるまで やってやるさ たとえば世界が滅びたとしても 必ず取り返してやる 大胆に君の心を拐って 鳥のように翼を広げながら いつだって空を駆け抜け 迎えに行くよ どんな哀しみさえも癒すような 君を──── 何があろうと どんな壁があろうと 君の事を もう離さない この悪夢から 連れ出して 大胆に君の心を拐って 夜の風に乗り 輝ける星へ いつだって空を駆け抜け 迎えに行くよ この光は渡せない誰にも どんな宝石さえも霞むような 君を────