本当にありがとう 忘れたりしないよ あの思いは今も変わっていないよ まだ少し肌寒い春空の下 二人で歩く駅までの道 「少し荷物が多すぎやしないか」 照れ笑いする君を見て思う もうこんな下らない話を 出来ないんだって 本当にありがとう 忘れたりしないよ また笑って会えるかな? どんな言葉を君に投げればいい? 正解をずっと探して歩いていたっけ 駅のホーム二人の別れを告げる ベルが響いたキミの顔を見ると 泣き虫なくせに 必死に笑顔つくってたから 僕は気付いた 「笑顔でさよならをしたいって君が 願ってる」 本当にありがとう 忘れたりしないよ ありきたりな言葉だった だけどそれしか口に出来なかった 涙をずっとこらえていたから 今でもよく覚えているよ あの日僕は 本当はありがとう そんな言葉なんて 言いたくなかった 行かないで欲しかった だけどそれでも心から僕は こう思ってるんだ 「本当に出会えて良かった」