Track by高橋 真梨子
風より やさしい言葉 聴いたような気がしたわ いつでも 恋をするたび そんな想い おとずれる 誰よりも しあわせと うたがわず 思い込む 歳月は振子時計揺らして 過ぎてしまう 小窓に映る雲 季節ごとに形変えて 愛した時間さえ まぎれてしまう 心は ガラスのように 澄んだり 曇ったりした あなたが出ていくときは 笑顔見せたかったのに 気の抜けた シャンパンを 背を向けて 呑み干した 歳月はカレンダーのうえだけ すべって行き 紙切れ一枚で 季節はすり替わって行く 愛した時間さえ きれぎれになる