もう少しだけ歩かせて雨に煙る街を ひとつの傘によりそって さよなら告げないで 不思議ねあなたとならば 上手に暮せたはずなの 愛せば愛すほど傷つく二人ね 古い映画のひとコマの ようにくちづけたら あなたに赤い傘と悲しみ 残し私ゆくわ 風にふるえる肩を抱く あなたのやさしさは 涙うかべた私への 思いやりでしょうか 季節は二人の恋を つづれの絵模様に変えた 今なら思いきりすがって泣けるわ 過ぎた昨日のまぶしさが 水たまりに揺れる はなやぐ街を駆けた 昔の私帰らないわ ララララー ララララー 今なら思いきりすがって泣けるわ 過ぎた昨日のまぶしさが 水たまりに揺れる あなたと生きた日々は 呼び戻してもかえらないわ