溢れ出した思い出は 夢のように不確かで 忘れないと願っても 瓦礫のように崩れた あなたをただ ふわっと吹いて今日も色めく 木陰の道 昨日描いた将来の夢 揺れ 揺れ 揺れ またって言って振った右手は 夕日に溶けたまま 言おうと思っていた思いを 飲んだんだ 僕は大人になっていく 青いまま 青い空の向こうでさ 置いてかないでよ 止まったままの 思い出は青い ふわっと吹いて飛んだ木枯らし あなたは咲く 笑ってないでこっちおいでよって 何度だって呼ぶ 眠って 書いて 街を歩いて 暮れたから 想いを飲んだんだ 分かってるんだって 青いまま 届かないから 今 過去に溶けた思い出は咲く 青いまま 青い空の向こうでさ 止まったままの思い出は青い 青い 青い 青い