夕飯食べるより 先に眠気がやばい気がした 見えてる先が 先が見えてる スマホに奪われた夜を取り 返すために朝日を捧げた 見えてる先が 先が見えてる 同じスピードで動いてるはずなのに ゆっくり取り残されてく 街角ハイライト すんなり腑に落ちない 自分だけが目についた 「そりゃ 絵に描いたおもちのおもちでしょ」 いつまでも黴びれてくれない温情 ジーザス! ひねくれてしまわなぬように 一かじり端に描き込んだ 洗濯物干したままのベランダの 夕立眺めていた 見えてる先は 先は見えてる 慎重な 素振りはいつもの臆病の裏返しさ 見えてる先は いや見えてないかな 同じスピードで風化していくはずが じっくり色濃くなる 街角ハイライト すんなり腑に落ちない 自分だけが目についた 「そりゃ 絵に描いたおもちのおもちでしょ」 いつまでも変わらずそこにあるだけ ジーザス! ひねくれてしまわぬよに 一かじり端に描き込んだ 同じスピードで動いてるはずなのに ゆっくり取り残されてく 街角ハイライト 誰かに背中押してほしげな 自分だけが目につく そりゃ 絵に描いたおもちのおもちだよ いつまでも変わらず食えないもんで ジーザス! ひねくれてしまわぬように 一かじりさもありげにさ いや絵に 描いたおもちはおもちでしょ いつまでも黴びれてくれない 温情 前に進めてくれるように 一かじりまた描き加えた