僕の体温、君に分けるよ 今夜だけは僕を 離さないでいて欲しい 言われなれた言葉も 今では何故だか愛おしい 風に舞った金木犀の匂いが 僕らを求めた 君の感覚、僕が奪うよ アスファルトの匂いで 心が締め付けられる 変わり果てた言葉が 今ではここだけ寂しいの 雨に打たれた金木犀が 悲しそうに僕をみてる 世界の隅っこで叫んだ 心の中でおもった言葉は 貴方の隅っこで覚えたんだよ どうせまた覚えちゃいないでしょ 君の体温、僕に分けてよ また笑ってるふりして ほんとは寂しいんでしょ 見慣れなれた街並みも 今では何故だか愛おしい 雪で埋もれた金木犀が 僕に何か言いたそうに 世界の隅っこで叫んだ 心の中でおもった言葉は 貴方の隅っこで覚えたんだよ どうせまた覚えちゃいないでしょ あなたの声がする方へ 弾けて飛んだ色彩が 表もない裏側でそう想ってたんだね こぼれた愛を思い出して 崩れて泣いた情景は どうしょうもないくらい 笑っていたんだよ