今日は月が綺麗 歩き出した夜の町 あの信号を左へ 黒三毛猫の光る目 街灯を一つ二つ 歩いていく帰り道 考えごとをしながら 好きな歌を聴きながら さよならまた明日 こだまする声に 懐かしい日々の思い出を 思い出して 星が降る夜を歩く帰り道 くたびれた心に吹く風優しくて 続く白線は日々の特等席へ 寄り道もしないで 帰りを待つ人のもとへ そんな帰り道に この歌がありますように くたびれた日々の片隅に いつまでも 星が降る夜を歩く帰り道 穏やかな明かりから晩ご飯の匂い 続く白線は日々の特等席へ 最後の角を曲がって 帰りを待つ人のもとへ 変わっていく景色 町や人 空の模様 それぞれの居場所へ 帰り道 星が降る夜に