カーテンの色で夜を 読んでる 焦りだす 眠れずに 湧き出る不安にまたも 沈む僕を 掬う君の その笑顔 仄あかる手のひらに今 包まれた気がしてきて 見つめ合うディスプレイとの間 愛があるようでいた 夜のしじま 君の声を聴くこと それはとても切ない 夜のしじま 君の声を聴くこと ああ 君の優しさに 僕はいつも泣いてしまうから 怒りと内省に 隙もない心 逡巡に埋もれ 何もできずに責める様 今はこの音に 意識を向けて 悲観しないで 大丈夫じゃなくても 大丈夫だから 自分のための優しさが今 君を救うならば 心地よいこの間隔のままで 一緒に 浸っていようか 君の優しさに 僕はいつも泣いてしまうから 夜のしじま 君の声を聴くこと それはとても切ない 夜のしじま 君の声を聴くこと ああ 君の優しさに 僕はいつも泣いてしまうから