陽差しのようにあなたは やって来たのです 微笑みながら私を 照らして行ったのです 生まれて初めて海を 見た子供のように 立ち尽くしていたあの 初恋の来た道で あなたでなければ みんなと一緒に行きすぎた 愛したときから みんなと別れてひとりきり あれが私の始まりでした 今もぼんやり陽のあたる ほらあそこです 初恋のいた場所は 散る花のようにあなたは やって来たのです ただ一面に私に 積もっていったのです 騒がしかった心は雪の夜のように 静まり返ったあの 初恋の来た道で 見わたす限りの 空に誓ったただひとつ 涙の準備はしていますから愛します あの時私は清らかでした 今もかすかに風の吹く ほらあそこです 初恋のいた場所は <♪> 生きてゆくうちに 心は少し濁ったけど だけどあなたの いた場所だけはあの時のまま 少年のまま澄み切っている あの日々のあなたを見つめ ひとりたたずむ 初恋のいた場所に 今も忘れない 初恋のいた場所は