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窓の外はもう日曜日

Track by九州男

75,833
851
  • 2014.04.02
  • 4:54
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歌詞

何もない時代に生を受け 何も考えず僕は育った 裕福でもなければ そんな貧しくもない 一般的な家は一応二階建 さえない僕は男子校 学校の先生や親はああしろ、 こうしろなんて言うのが 口癖なんだろうか いつからか思いっきり 階段駆け上がる変な癖がついて 殺風景な部屋には 親が付けたカーテンは花柄 開けば気まぐれな 空が広がる二階のベランダ そして週末になればいつも 家の前を通り過ぎる君を 見降ろしていた 晴れが曇り後に雨がふり また晴れが来て天気は笑う 色んな気分を覗かせる わがままな空だったとしても 呆れるほど君が好きで好きで 好きでたまらなくなる 毎週末必ず来る窓の外は もう日曜日 君は僕に気付いていつしか 目が合う度にほほ笑む 気持悪くて笑っているのか 興味を持っているのか わからなかったが 答えは奇跡的に後者だった いろんな説明は省くが、後に 僕らは手をつなぎ合ってたんだ いつまで経っても 君の笑顔が見れるのなら 何事でも苦ではなくだって それはただただ 僕のエゴイズムの 一環でもあってさ 唯一苦しそうな顔を見せた時は 産婦人科のベッドの上で でもその後は器用に 泣きながら何倍もの笑顔を見せた 晴れが曇り後に雨がふり また晴れが来て天気は笑う 色んな気分を覗かせる わがままな空だったとしても 呆れるほど君が好きで好きで 好きでたまらなくなる 毎週末必ず来る 窓の外はもう日曜日 流れ流れゆく雲 時に流されて ベランダにまた 小さな燕の巣が出来ていた ああしろ、こうしろと 言い育てた子供も巣立っていき どっちが先に死ねるかなんて 遊びでカケてたけど 結果、僕が負けた 時計とにらめっこしてた日々も 懐かしいなあ 子供代わりに君と飼った犬も どうやら僕と同じ お爺ちゃんらしい こうやって ベランダの外を見降ろせば タイムスリップする 学生時代の君と僕が ほほ笑んで交差する瞬間に 覚えてるかい 初めて目が合った時の事を 初めて会話した時の事を 僕は覚えてる まだ昨日の事みたいに 人に喜び人に泣き また人に喜んで君は笑う 無邪気な表情見せる 自由気ままな空みたいだったよ 今になっても君が好きで好きで 好きで相も変わらず 後悔はない地味だったけど 世界一幸せだった 晴れが曇り後に雨がふり また晴れが来て天気は笑う 色んな気分を覗かせる わがままな空だったとしても 呆れるほど君が好きで好きで 好きでたまらなくなる 毎週末必ず来る 窓の外はもう日曜日 次あったらまた 平凡な生活が続くだろうけど いっぱい笑わせてあげよう それが今は唯一の楽しみなんだ

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