さも 彼女だけが 童話の中にいるように どれだけ近くにいても この手は届きはしないのに その木苺色 纏った唇に それでも 触れたいと願う 僕は間違ってるのかな 今 彼のことを見つめる横顔に 一切 入り込む余地なんて ありそうにもないけど なら 友達の輪で道化を演じる僕に 一瞬 目配せして 微笑んだ あれはなんだったの Lalala … ねぇ 声が聞きたいよ Lalala … 自分が自分じゃないみたいだ Raspberry Lover 奪い去る そんな勇気もないのに 何を差し出せば この僕に その甘い実をくれますか また ポーカーフェイスで 会話を続けながら 一体 何回 頭の中で抱きしめるんだろう そう 彼の前では 怒ったりもするんだね なんで ガラスの靴を拾うのは 僕じゃなかったんだ Lalala … ねぇ 気づいているんでしょ Lalala … 他の人じゃダメなんだ Raspberry Lover 僕だけの彼女をもっと知りたい 教えてくれるなら その粒が毒入りだって構わない Raspberry Lover 僕だけの彼女をもっと知りたい 教えてくれるなら その粒が毒入りだって構わない Raspberry Lover 幸せな結末なんていらない 何を差し出せば この僕に その甘い実をくれますか