電話越しの君の声 いつものあたたかい声 街灯も消えて 僕はしゃがんだまま 昨日のニュースとか 観たい映画とか ぽつりと君 孤独な声 笑いながら寂しい声 苦しく辛いほど 明るく振る舞う そんな君の 別れの言葉 全部脱いで 逢いにいけたら 君を抱きしめるのに さよなら 何度も何度も 聞き返してた僕がいた もう 声が届かないの? お互いが不器用で 傷もたえないね 強がってばかりで 素直になれない 今夜だけは 裸になりたい 全部みせて わかり合いたい 君を繋ぎ止めたい 伝わらないもどかしさに くしゃくしゃになった僕がいた もう 足下ずっと睨みつけて 立ち上がることさえできない 答案用紙は真っ白で 「どうして? どうすれば?」の連鎖で 答えなんてわからなくていいよ 好きだけじゃ 好きだけじゃ だめなのかな 全部脱いで 抱き合えたら 幸せになれたかな 全部見せてわかり合いたい 今すぐ会いたい いかないで 切らないでいて これでさよならは嫌だよ ごめんね 何度も何度も 繰り返してた君の声も 全部好きだから 今 声は届いてる?