この世の中で一番うざい音が部屋に 鳴り響く 重たい体 無理に起こし歯ブラシを毛羽立たせ る 飯というよりエサをかっ喰らい 水と一緒に生唾飲み込む 心配性に遅刻の文字は無い いつもの電車に飛び乗る 火傷するぐらい熱い人生がいい タバコとか誕生日の蝋燭じゃなく ケツに火をつけろ! 狭い車内 サラリーマンが読んでた新聞記事に 同い年の野球選手の一発逆転ホーム ラン 同い年どころか同じ人間だとは到底 思えねえ 窓にゾンビのような顔をした僕が 心が揺れる 歪んで軋む なあそろそろ本気出してみろ なあ飽き飽きするのも飽きたろ 押されて電車から降りる 神様に手を合わせるだけはもういい 手を伸ばして前髪を掴み離すな 臆病風が吹いたって 涙の雨が降ったって 消えることない炎を さあ さあ さあ 火傷するぐらい熱い人生がいい 始まりの狼煙が今上がりかけてる ケツに火をつけろ! ケツに火をつけろ!