むかし 私がまだほんの小さな 子供の頃 真夜中に屋根に登って ひとりでよく星を数えていた 嬉しい事 悲しい事 ほんの小さな出来事だって 自分の胸の中にだけ しまっておけなくなった時 屋根の上で星を数えて 小さな声でそっと叫んだ そして私も今 こんな大きな街に暮らして あまり泣いたりしなくなったけど ときどき屋根に登るよ 屋根の上で小さな声で 大好きだって叫んだ そして今夜初めて あなたとくちづけて別れて 私はひとり 眠れなくって 明日の朝が待ちきれなくって 屋根の上で星を数えて 震える声でそっと叫んだ 屋根の上であなたのことを 大好きだって叫んだ
