擦り減った靴音を鳴らし 目的もないまま歩いた かつて描いた夢の地図は 風が吹いて飛んでった 繰り返し歩いた道でも 時がたてば懐かしくて 足元に咲く名もない花を 見つけて振り向くけど 何かが足りていないこの景色 何故だか 胸が苦しくなる 飛ぶ鳥の美しさに目を奪われてゆく いつしか 誰かと見たこの景色 心の隙間に触れた時 愛しい記憶の破片が輝きを放つ 君がいた空を泳ぐ ひとつの光が 導いたこの今を選び続けてきたの 臆病な私に羽を くれたのは君だ La la la la La la la la la la ぱっと降り出した 雨に傘も持たずに来た自分恨んで またひとつ積み重ねた 後悔に押し潰されないように 心残りを流してくれれば楽なのに 雨に溶けて流れるのは この涙だけだ ぽつぽつと降る悲しみのなかで しんしんと募る想いが溢れ 散々私の涙を拭った 君はもういない 追憶から覚めるように 見上げた世界は 光さす虹のなか 輝いて見えたんだ この道が正しい道に 続くと今なら思える 君がいた空を泳ぐ ひとつの光が 導いたこの今を選び続けてきたの 私らしくいられる今日に 君を想いながら また歩き出すの La la la la La la la la la la
