最終の汽車 真冬色の ホームにすべりこむ あきらめきれない夢をかかえて 小さな卒業 決めたの 大切なあなた 笑顔みせて 忘れない ずっとね 「ありがとう…」さえも言えなくて そっと手と手 むすんだ 苦しくなるほど 好きだったこと 胸の奥にしまって 流れてく景色 窓の外 ほら 今 走り出したの 強くなろう やさしくなろう 夜も眠らない 都会の中 試されても 傷ついても 叶えてみせると 決めたの ひとり暮しの 窓辺にさえ 亜麻色のみつばち 雪溶けの小川 思い出してる みんなどうしていますか 「ちゃんと食べてる? さみしくはない? いつでも ほら 待ってる」 ふるさとの手紙 やさしすぎるよ そっと 抱きしめていた さくら色の 夕映えの下 三日月の弓 見上げた あしたの風 伝えてほしいの 大丈夫… 歩いてるよ 強くなろう やさしくなろう 夜も眠らない 都会の中 朝がくるよ 顔あげてごらん 大丈夫…見てるからね 春はもう すぐそこまで