アイスクリームフロートジュースが 溶けて泡だらけになってしまう前に ごめんねの message 急な別れ話 待ち合わせの午前10時 誰もいない 溜息ばっかの street 枯葉の舞う季節ね 肌寒い風を受け止める 君はもういない 「‘‘愛してる’’の言葉ひとつが ただ欲しかっただけ」なんて言って 困らせてはしゃいでいたあの日々を 想う 会いたいと紡ぐ唇の切れた傷が 痛んで仕方ない 今日だけは泣いていいかな 5年目の history ギャラリーは褪せた2人 歩きながら 耽るようなものでもないけど ふと駅前のカフェに立ち 寄ったことを 懐かしく思ってしまったから 一休みでもしようかな 会いたいよ 忘れられないよ まだ心が追いついていないよ でも縋るほど私 強くはないから 曖昧で浮ついた気分を かき混ぜて沈めてしまえたなら 楽になれるの? 「‘‘愛してる’’の言葉ひとつが ただ欲しかっただけ」なんて言って 困らせてはしゃいでいたあの日々を 想う アイスクリームフロートジュースが 溶けて泡だらけになってしまう前に 頬を伝う雨は止むかな