ミチノウエ

歌詞

あの日 僕らは道の上 ボロボロのバスケットシューズで ポケットの中は空っぽで だけど頭の中はメロディアスで 何もないけど自由だった だけどいつも不安だった 蹴飛ばしたコーラの空き缶 モノクロの闇に吸い込まれて 消えてった ギターケースに腰掛けて 眺めていた人の流れ みんな何処へ行くんだろう 僕は何をしてるんだろう 見たくないものばっか見えてきて 目を閉じたらそのまま消えそうで 怖くなってギターを弾いた 声が枯れるまで歌い続けていたっけ Always on the road, always on the run 向かい風の中でダンス Always on the road, always on the run 三日月が揺れていた 旅をやめた友達は 雲の上で笑っているかい? 少しは楽になれたかい? 僕はもう少しだけ歩いてみるよ 立ち止まって振り返って 昔話は少しにして まだまだ先は長いって 鳴り響いた無常の鐘 あれから季節は流れて 仲間たちは離ればなれ ギターケースは傷だらけ ポケットの中 歌が溢れ 君に聞かせたいよ今夜 こんなありふれたメロディが 飲み込んできた悲しみを 包み込んで溶かしてくれると願うよ Always on the road, always on the run 向かい風の中でダンス Always on the road, always on the run 三日月が揺れていた そして僕らは道の上 ボロボロのギターを持って 今夜こうして歌ってる 今は今しかないって気付いてる 通り雨が過ぎたら行こう いつか見た夢のその向こう また会えたら何を話そう 歩き出せば新しいストーリーが 待ってる