君は未だ知らない物語の様だ 東から伸びた影を見て 曖昧にも満たない様だ さめざめ、トーキョーの端で 雨が止んだ雲の隙間 差し込むスポット目指して 旅をする様に 曖昧にも満たない量で さめざめ、トーキョーを渡れ 曖昧、思い出せない情景 廃れた渋谷から乗り換えて 廃退、忘れ去られた状態 壊れた上野へ外回りで 君は知らないままでいて 悲しみで満ち満ちて往く 月の見える、白夜の様、トーキョー 或る荒廃した、人々の情景で 只、孤独にステイ エピローグからやり直して 月の裏側から送る、手紙の如く 見えない、 その顔は本当に君なのかい