窓の色が夜の終わりを告げて 冷たい温度を飲み干したんだ またアンバランスな僕の視界を 濁して消えてって しらじらしく浮かぶ僕の吐息も 待ち受けの中の笑う君も 暗闇が隠した街の人も 虚ろな目をして 綺麗な言葉をこのメールに並べて このままどうぞ転がればいい 好きかどうか分からないと君が言う のなら その頭を二つ割って覗いてあげまし ょう 君が好きな色の春はまだ凍ったまま 筋違いなその言葉にぶら下がってい るんだ 変わった気持ちも馬鹿馬鹿しい言葉 も 今すぐ僕にぶつければいいのに 綺麗な言葉をこのメールに並べて 閉じたんだ伝えちゃいけない言葉 この目もこの耳も千切れてしまえば いい このまま独りだけの世界へ バイバイ