晴れ渡る空に鳴り響く鐘の音 その音色とこの記念日をきっと 忘れることはないよ 息を切らしてさ走りつづけてた 君と出会うため あなたに会うため いつのまにか同じ道を辿っていた 「いつか母さんを越える 優しいお母さんに いつか父さんを越える 強いお父さんに いつか生まれてくる 私たちの子どもには 二人のいいところだけを 与えたいよ」と そうやって話す二人の笑う 顔に幸せの皺がたくさん 刻まれるように 苦手な料理も苦手な早起きも 君のためならあなたのためなら 何でもできるような気がして… 守りたいものさえ愛の意味さえも わからなかった傷つけ合った 途方に暮れる夜を二人で 分かち合った 「いつか寂しさを 越えるあたたかい家族に いつか悲しみを越える 愛おしい家族に いつか訪れてくる 私たちの傷跡に一番効く処方箋は 抱き合うことだよ」と そうやって話す二人の笑う 顔のそばには二人に似ている子が 笑っているように 「いつか母さんを越える 優しいお母さんに いつか父さんを越える 強いお父さんに いつか生まれてくる 私たちの子どもには 二人のいいところだけを 与えたいよ」と そうやって話す二人の笑う 顔に幸せの皺がたくさん 刻まれるように
