どこかで君の声が聴こえた そんな気がした青い空 手の届かない 思い出の向こう側 君を乗せたあのバス 陽が沈んだ海岸線を ゆっくり走りながら やがて影の中に消えた 僕がもっと大人だったら 腕を掴み引き止めただろう 見送るのがやさしさだと 勘違いをしていた 星が見えるまでここにいた サヨナラの停留所 打ち寄せる波音の数くらい 途方にくれて 恋は いつまでも いつまでも 遠い彼方 眩しくて 暗くなるまで時間がかかった インターミッション 確かに君を愛してたんだ 不器用なほど正直に 夢のその中で 何度も後悔した 夏が来ると何となく この海へ来てしまうのは 偶然 会えるような 甘く淡い期待してるのかな 僕はやっと大人になり 今だったら引き止めるだろう 手放してはいけないもの もう わかっているんだ 星が見えるまでここにいた サヨナラの停留所 打ち寄せる波音の数くらい 途方にくれて 恋は いつまでも いつまでも 遠い彼方 眩しくて 暗くなるまで時間がかかった インターミッション 太陽 沈んだら 記憶は星座になって 悲しみなんて消えるはず そう思っていたのに… 陽が沈み 暗くなり 星空になるまでに 僕たちは大切な何かを 置き忘れてる ほんの 一瞬と思ってた その時間の隙間には もう戻れない運命のような インターミッション