何となく息切れがして 額に汗がにじむから ここは坂道 誰かが登り坂といい 誰かが下り坂という 僕にはどちらかわからない 僕にはわからない よりかかる木の杖ひとつ 手に持ちたいと思うから ここは坂道 足跡がたくさんあるのは 同じ事を知った人が ずいぶんとこの坂道を 通りすぎたからでしょう <間奏> ここは坂道 足跡がこれほどあって 道しるべひとつないのは 誰ひとりこの坂道の 果てを知らないからでしょう この坂道を行く人の 若さは一体何故でしょう ここは坂道 誰かが登り坂といい 誰かが下り坂という 僕にはどちらかわからない 僕にはわからない 僕にはわからない ここは坂道