肌に触れた赤い雨 煙の私を褒めて 夜溶けるまで愛でて頂戴 操られていたいから 逢瀬のままにあなたのもとへ 壊れるままに刹那無光層へ 回り続ける観覧車 隣息をしないあなたと 真っ血に染まった彼女 白い煙を吐く あなたの名前繰り返す わたしはいつも泣いてしまう 棘で愛でるよう抱きしめて 夢の中歌うの 私の眼界はあなたのもの あなたはどこを見ているの 熔化したハートは 今もあの街に 浮かんでいるの 逢瀬のままにあなたのもとへ 壊れるままに刹那無光層へ 黒く滲んだ目元は彼らの愛か ここにいないあなた探すの また唇を噛む 花束を見せて あなたの夢を教えて 言うことを訊かないでいて ピンクの花の嘘を 愛してしまっている 意味が無いような夜を 抱きしめていたい 逢瀬のままにあなたのもとへ あなたと残るずっとここで 冷たいあなたとずっと