陽炎の舞う道を往く 青空に絆(ほだ)されてふと泣く 白いパラソルの下 君は待っている チリのシャルドネを飲んで 僕は夏の亡霊(ゴースト) 思い出を彷徨い歩く 明日は君が市場(マルシェ)で ソムリエとキスをするはずさ 目に嫉妬(ジェラシー)が…刺さるね 向日葵が落日を追う 蝙蝠は月から闇を買う 黒い絨毯のシミ 酔って揉めるのは 安いカベルネのせいさ 僕は夏の亡霊(ゴースト) 絶望の意味を知ってる 不幸でなきゃ無価値な 幸せは逆説(パラドクス)だから (It's the truth. In the summer time, I knew happiness is a paradox.) 君は愛の女神(ヴィーナス) 物憂げに水着を濡らし 焦る僕を尻目に 誰彼と夢中にさせる 僕は夏の亡霊(ゴースト) 思い出を彷徨い歩く 明日は君の孤独が 若者をベッドまで誘う まだ嫉妬(ジェラシー)が また握らせる 手にコルク抜き …刺さるね