雨に濡れたバラが泣いてたような 五月の朝 君の去った部屋の窓の外では 変わらない風景がただ涙で揺れてた 季節のなかで 二人積み上げた記憶を 捨てないで戻って いまこの手に触れてよ ああこのまま日々がすぎてゆくの? 二人の物語の続きを見せて これから ああ壊れた時の流れのなか 伝えようあなたへの想いを もうこの手を離さないでよ いつか君がくれた花の名前は 思い出のなか 繋ぎ止めていたキズナを 切らないで引き止めて さあその両手でいま ああここからどこへ行けばいいの? 二人の物語の続きを見せてここから ああ交わした約束を繋いで 届けようあなたへの言葉を もうその手を離さないでよ ただそばで笑って 月の真下で抱き合った二人の影は 夜に溶けて永遠のなか明日へ ここから ああ扉を開けて連れ出してよ 二人の物語の答えを教えて ここから ああ交わした愛を忘れないで 伝えようあなたへの想いを ああもう二度と離さないから