架けろ アマツキツネよ 今宵も天(そら)は 明るく 一際輝く 流星の尾 愛しき君の 身を案じ くるりくるり 回って 覗く度に足はもう 燃ゆる定め その時は間も無く 天を駆けゆく アマツキツネは ほろり ほろり 涙雫 彼方の国の 愛しき君へ 届け 夜空に舞う 架けろ アマツキツネよ 「願いを叶えたいなら おキツネさまに願いなさい」 遠い幸せ 夢見て 天 目指し 旅立った あの日キツネは 流星に 天を願い 光満ちゆく 遠い昔に アマツキツネは 何を想い 何を詠う 彼方を目指す 瞳の粒は 喜びか悲しみか この体が消えぬ間に 生きた証 ここに咲かせましょう 天を駆けゆく アマツキツネは ほろり ほろり 涙雫 彼方の国の 愛しき君へ 届け 夜空に舞う 架けろ アマツキツネよ