白い息が 寒さを告げるように 静かな街に 雪が舞う 君の笑顔を 思い出すたび 胸の奥に あの日の灯りがともる 誰かのために 願う夜 それだけで 世界が少しだけ優しくなる この歌が 君への贈り物 凍える空に 灯りをともして そっと心に ぬくもりを運ぶ 遠くにいても 消えない願い 窓辺に揺れる キャンドルのあかり 過ぎた時間が ふと語りかける あなたなら大丈夫と 君が言った言葉 今も僕を 支えている 街の灯りが 静かに揺れて 家路を急ぐ 人々の流れ 風に乗って 笑い声が響く あの日の君が 今も胸を熱くする 雪のむこうに まだ知らぬ君がいるとしても 時がどれほど過ぎても いつかこの歌が 君の明日を灯しますように この歌が 君への贈り物 離れていても きっと届くだろう 心の奥で 君を守り続ける 色褪せない灯り
