夜中に彼の娘の夢を見てたら蛇が 現れて 俺の足の指を一つづつ啄んでいって 謎の言葉を唱え彼の娘と 闇の中に消えて 堕落してしまった俺に歩み寄る 権限はないね 美しさ中毒の彼の娘は 自ら息を止めて 左肺の正常な鐘は 十六回十六回十六回十六回 俺の死を質屋に出して 喪失の愛を買う金を 巡り巡って 彼の娘の右腕に渡った俺の死は 蜘蛛の刺青に喰われて終わり ハイライトの煙ぷかぷかと揺らぎ 俺 in the 幻 俺 in the 幻 悪性腫瘍の様に切り離そうとした幻 悠然とそれは只そこにありそれ 自体に罪は無い ピークに達した俺の脳内状態は グロッキー 最も普遍的な言葉で本当は伝えたい