いのちの限り 燃え尽きる 恋もあり 怨(うら)みを込めて あきらめる 恋もある 人はそれぞれに 人はそれぞれに 運命(さだめ)の川に 身をまかせ 別れを唄う あゝ風を知る むなしく燃える 夕焼けの 淋(さみ)しさよ ひと恋しさに 独り身は 泣けもしょう 人はそれぞれに 人はそれぞれに 未練の炎 消せもせず 憎しみい抱(だ)く あゝ時もあろ ただひたすらに 追いすがる それも恋 無情に負けて 世を拗(す)ねる それも恋 人はそれぞれに 人はそれぞれに 愛して生きた 思い出を 心に繋(つな)ぐ あゝ夜の酒