君と見上げた月明りの下 約束になんてなんの意味もないと知ってた それでも僕ら交わしてしまった 奏でられるまま歌う人形のように 満たされない欲しがりな君と僕の 最低すぎる契約でそれでも 好きだと言って笑って 抱きしめあって染まって これ以上なんて到底、掌に余るから愛さないでと 泣いてでも欲しくて 狡さに濡れてもつれ 嘘ばっかりついてるんだ、ずっと。 都合いい真実できれいに包んで 抱きしめて「大丈夫」って言わないで 確かなものを零さないように 見つめながら優しく壊されるようだ 誰ぞ抱く虚しさが僕の胸で濡れ糸をひく。 その先を手繰れば 君が居るって願って 絡まり合って叫んで 「雁字搦めだ」って笑うしかないよ。 此処から飛び降りずにどうして変われるかな。 潔く生きるフリして 嘘ばっかりついていくんだ、きっと。 半分の月が差し掛かる峠をこえて 君にどうやって辿り着けばいい?? 好きだと言って笑って 抱きしめあって染まって これ以上なんて到底、掌に余るから愛さないでと 泣いてでも欲しくて 狡さに濡れてもつれ 嘘ばっかりついてるんだ、ずっと。