雪のように儚く舞う 霞む景色を 忘れないから 小指の先から 失う真実 わからない 温度さえ感じず すべてを望んで すべてをなくしていても まだ 答えて そっと そっと触れたくて 美しいまま 凍れ 雪のように儚く 舞い散る白は ふたり 閉じ込めたままで 何度も名前呼んで確かめるよ 君は眠り姫 楽園の終焉は 鐘とともに 忘れないから 思い出の帳 荊の中でも 話さない 痛みが生の印 罪さえ受け入れ 夜さえ ためらわないで強さを どうして触れられない? たった一つの願い 月のように切なく 君の瞼が映す最期の情景 二人きっときっと 優しすぎた淡いレクイエム 溶けた涙 轍たどり 色づき芽吹く 雪のように儚く舞う 降り注ぐ 思い出が 愛すると願えば届くはずさ きっと 雪のように儚く 舞い散る白は ふたり 閉じ込めたままで 何度も名前呼んで確かめるよ 君は眠り姫 楽園の終焉は鐘とともに 寝息によせ 霞む景色 雪の形、忘れないから 触れた時感じた さよなら