キンモクセイ 香る頃 この道を そう歩くのが好きだ どこからか ふと風に 吹かれ運ばれて 季節に気付く 幸せな日々 続くわけじゃない ちょっとへこむ日だって やってくるよ 人は誰でも そんな強くない たまに生きることさえ 嫌になるんだ 自分を失って 背中丸めながら 下を向いて トボトボと歩いたら 余計にやるせなくなった キンモクセイ その花は どこに咲く その木は見えないけど このあたり ほら甘い香りするだろう ホッとするよね 慰めの言葉は 求めてなんかいない 生きているその意味 知りたかった 存在するだけで 誰かの為になる 命の花になりたい キンモクセイ 香る頃 この道を そう歩くのが好きだ どこからか ふと 風に吹かれ運ばれて 季節に気付く キンモクセイ その花は どこに咲く その木は見えないけど このあたり ほら甘い香りするだろう ホッとするよね 何度も何度でも やり直せばいいんだ この季節 またやってくるだろう 近くにいるだけで何かを思い出す 花の香りになりたい