夕日を見てた ただぼんやり 無口な電車に揺られながら 影絵のような街が流れる その少女はいつも笑っている 膝に真っ赤な本をのせて 行方知れずの恋心 占っているのか オレンジのビルが夕闇へ 踏切の音が夕闇へ 泣いてる子供が夕闇へ ドアが開いて閉じてゆく Good Bye Bye Bye… 夢を見てた ただぼんやり 疲れた電車にもたれながら このままどこか遠くの街へ その男はいつも眠っている 胸に黒い鞄を抱いて 明かりの灯る部屋には誰かが待ってるの 連なる鴉が夕闇へ 高い煙突が夕闇へ つないだ手と手が夕闇へ ドアが開いて閉じてゆく Good Bye Bye Bye…