また円くなった 小さな母の背中 バス停に立ち よく来たねって 嬉しそうな笑顔 素直になれなくて いつでも逆らってた 幼いころも 思春期の日も 苦労をかけたよね 覚えているかな 裸足で飛び出した日 一緒に裸足のままで 私の靴だけ持ってきたこと ごめんね、ありがと 言えなかったけど ごめんね、ありがと 分かってくれてた こころ大きくて ほんと、かなわないよ まだ寒さ残る ほのかな日差しの中 変わらぬ声で なに食べる?って 嬉しそうな笑顔 山盛り白ご飯 いまでは懐かしいね 喧嘩した日も ちゃんと食べてが 口ぐせだったよね 何年ぶりかな 一緒に家路辿る 雪解けぬかるむ道で この手をそっと差し伸べてみる ごめんね、ありがと あなたさりげなく ごめんね、ありがと 素直に言うのね こころ包まれて ほんと、かなわないな ごめんね、ありがと 甘えてばかりで 今度は わたしが 素直になりたい いつも憧れよ ほんと、ありがとうね いつも愛されて ほんと、ありがとうね