Track by神斎凪
あの日から幾年が過ぎ 去っていったか わからないけれど私は ここで生きているの 左廻りの記憶 はじまりの渚を風が吹き抜けてゆく 遠く 遠く 想い馳せる 君が残したのは 儚い胸の痛み ふわり舞い落ちる花弁が夕闇を呼ぶ 思ひつつ寝ればや人の見えつらむ 夢と知りせば覚めざらましを おもいだす 君の声 その笑顔 ぬくもりを 幾年が経とうとも あの言葉忘れない 風は凪ぎ水面に月のひかりを映す 触れることはできないけれど たしかにそこにある 重ねた歴史もまた 触れはできなくとも 永遠に輝いている