少し君のことを思い出したんだ 喉元を過ぎた熱さを持って 繰り返し反芻をしては 涙しているんだ 消えた筈なのに 当たり前のことを当たり前に 見つめて言う君が好きだったな ちょっとした人の悪口で笑うだけで よかったと思い出した 足りない言葉ばかりだから どうしていいのか分からないけど 何もできやしないけど ここにいるよ、ずっと 全部無駄じゃなくて 無駄でもありたくて つらいなんて 馬鹿みたいだ 馬鹿みたいだって笑って なんでもないや 仕方ないや この先はただずっと つらいまま生きていく 当たり前のことが当たり前に 襲ってきていた深夜二時に 安心したいと思ったら 安全だったなぁ あくまで平穏だなぁ きっとそんな今も悪くなくて ただ君には幸せになって欲しいと 願っている僕がいるの 全部無駄じゃなくて 無駄でもありたくて つらいからね 馬鹿みたいだ 馬鹿みたいだね、笑って なんでもないや 仕方ないや この今もまだずっと つらいけど生きている 少し君のことを思い出した