こんな出会いじゃなければ 今じゃなければ 上手く出来たのかなんて わからないな あなたの 君の 前でついた嘘の数だけ 近付く肌 遠くなる未来 わからないな わからないな 夜明けの街に恋をしていた 当たり障りない言葉が 行ったり来たり あんなに自然にキスをしたのに まるで他人ね 手も繋げないでいる 満たされていた心の隙間に 不安が滲み出す様な感覚 僅か数分後には一人 あなたの表情はもう余所行き もう少し遠回りしよう 喫茶店で朝食でも 言い出せずにまだあなたの 揺れる手を見つめている 揺れる手を見つめている 満たされていた心の隙間に 不安が滲み出す様な感覚 わからないな お互い様でもう元の通り そんな都合良いわけないし 君を振り返るだけでいいのに もう少し遠回りしよう 喫茶店で朝食でも 言い出せずにまだあなたの 揺れる手を見つめている 揺れる手を見つめている 夜明けの街に恋をしていた 当たり障りない言葉が 行ったり来たり 少しずつ増えていく人通り 希薄になる二人だけの空間 赤信号に縋るように 見上げた今日がそっと動き出す もうこれで最後にしよう きっとどうでもいいんでしょう 言い出せずにまだあなたの 揺れる手を見つめている もう少し遠回りしよう 一過性の感情でも 言い出さずにまた君から 目を逸らしている もう少し遠回りしよう