人間最低論

歌詞

人間はあくまで最低 それが前提としてあって 例えば体育の先生に 校庭の真ん中で怒鳴られる その時に死ねって思えたら 貴方も立派な人間でしょう 道徳を教えた大人はね 僕たちを日々殺しています 僕と貴方は同じ人間で 皆違って皆が悪い 誇らしげに立つ思想家も ヒーローにはなってくれないな ちょっと待って じゃあ誰が私を？ 私は屑だから 死ぬしかない？ ねえ 答えてよ だから言ってるじゃん 僕は最初からさ 人間はそんなに素晴らしくないよな 屑は何も貴方だけじゃないから 少なくとも僕も一人の最低なんです 結局は僕らも当然 何も知らずに大人になって 嫌なことはなるべく押し付けて 呪われて怖い夢を見る 僕だって優しくなれたなら それはそっちの方がいいんだよ 道徳じゃ教えてくれなくて 少しづつ賢くなっていく 僕と貴方は同じ動物で 脳みそも殆ど変わらない 腐った身体には潤いを 余裕と元気と財産を ちょっと待って じゃあ僕は何者？ 僕らは人だから 仕方がない？ ねえ 教えてよ だから言ってるじゃん 私は最初からさ 僕らはそんなに 美しくないけれど それが人間らしさだと思うんだよね 少なくとも僕も一種の最低なんです それを出来るだけ認めよう 沢山正当化してやろう そうしたら 人に優しさを ようやく 皆でダンスをしよう 僕は嫌だから座ってるよ 仕方ないそういう奴だから あらかじめ 保険をかけておこう 明後日が楽になるように