随分広いコンビニ そこに並ぶ沢山の品物 迷わず手に取ったサイダーは 君が昨日買ってたやつ 長い髪の毛を下ろして 振り向き様にこう言った 僕があげたCD聞きながら 「私の歌も作ってよ」 あーあ、僕の気も知らないで あーあ、 今日もまた君の虜になってゆく 三年五組の教室 窓側の後ろから二番目 迷わず席に座った 君がいつも座ってるところ 甘い誘惑の中で溢れた一筋の涙 僕の口を奪いながら 「私の身体壊してよ」 あーあ、僕の気も知らないで あーあ、 今日もまた君の虜になってゆく 溶けてく、溺れてく、 指先は冷たかった 絡む視線、笑う君が、 大人っぽくて悔しかった あーあ、いま誰を思ってるの あーあ、頭の中はあいつなの あーあ、 今日もまた君の虜になってゆく 君は、君は、君は、君は 君は、君は、君は、ずるいな