今年はもうきっと何処へも行けない 憎らしい暑い夏も 今では恋しく思えるよ 庭には皮肉にも花が咲く いつかは此処も離れるだろう ふたりを連れて 栄えた街の屋上で干されたシーツは よく似てる 裸のままの私たちと 高い丘の上でここまできたと 疲れては腰を下ろす 今ごろ歌でも歌えれば 約束を約束をひとつだけ ふたりだけ 大事なことは言葉にするよ 信じていてね 栄えた街の夢よりも争うことから いつまでも守りあおうね 私たちは 栄えた街の屋上で干されたシーツは よく似てる 裸のままの私たちと 上手に泳げなくても ふたりだけは