膝を抱えたまま声もなく泣いてた 君はTVの中 名前のない役者 放り出されたまま すくいあげられずに 息が詰まったのさ この世界に 僕ら変われるのかな 夕立に濡れた屋上 傘は綿毛のように 校庭を彷徨い落ちた 開かれたその世界で コントロールを失った 君は誰を憎めばいい それすら分からなかった 時計の針追い越して いつか君に会えたなら パパとママはこんな 馬鹿でごめんね 僕らは 数が合わないまま13で止まった 子守唄覚えた夏の夜に 帰りに寄ったコンビニ 線香花火を買った僕ら 伝えたいこともまだ 上手く言えない僕らです 開かれたその世界で コントロールを失った 君は誰を憎めばいい それすら分からなかった 捨てられずにしけった 線香花火が落ちるときは 僕らなんとなくね 笑える気がしたんです