僕はなんにも出来ない 普通のことさえも どうしてなんにも出来ない そんなの分からない 生きてしまった朝は 怖くてたまらないのさ 死んでしまいたいくせに 震えは止まらない 正直頑張っているつもり 報われないのにも慣れた 雑踏に耐えられないから 今日もヘッドフォンが外せない 誰にも嘆かない 嘆かない 涙は許してあげよう 線路沿いをとぼとぼと 一人歩く 夕暮れ 夢を漏らしていいかい? ほんのり淡い期待 明日目覚めたときに 真っ白い世界へ行きたい どんな願いを込めても いいことなんてない現実 凛とした冬の蝶々雲 吐息は白く濁っていた 心はやるせない やるせない 全てを捨てているわけじゃない 消えたくなってばかり そんな日々もどうにか 乗り超えてきたんだな 本当はこんな気持ち 全部全部嘘ばっかりさ もっとシンプルなことだ 僕は僕らしく生きてやるさ 出来ることなら