どこまで行こうこの舟で あなたに会える港まで ここらで少し雨宿り 生まれ萌ゆるは花うさぎ 手をつないで歩きましょう 春に咲くガーデン さよならの前にひとつ どうか叶えて きっとあの空の向こうで 鳥は虹を見るだろう ひどく 甘い想い出に潮風が ひゅるり浸みて錆びゆく 靴の紐結んで 行けるとこまで行こうと それでもやっぱり 気が付けばもう裸足で ぶ厚くなっちゃった足の裏にも まだ痛いものはそこら中 散らばってこの胸刺すけれど 行かなくちゃ 行かなくちゃ “死んでやろうか 一緒に” 夢であなたはそう言った 夜に甘えて頷いた 朝に目覚めて泣いてみた 忘れないで果て無き道 笑うようなクローバー どさくさに 紛れ 塗れ キスを送ろう きっとあの空の向こうで 鳥は虹を見るだろう 今は ぬるい面影に潮風が ひゅるり浸みて錆びゆく 靴の紐結んで 行けるとこまで行こうと それでもやっぱり 気が付けばもう裸足で ぶ厚くなっちゃった足の裏にも まだ痛いものはそこら中 散らばってこの胸刺すけれど 行かなくちゃ 行かなくちゃ <♪> 名残り桜の下で彷徨う ぼくらにも 明日は来るけれど 君がいない月の下 眩いもので世界溢れ 届かない手紙をポケットに 君がいない四月が来る