君の笑顔に触れた手が 雫にも出会って波を立てた 綺麗な夏のさざ波 今 心まとって 流れてゆく 泥だらけ 小さな頃の 小さい僕らが 育てた苗木も 水やりを忘れたら ここにはいないでしょう 心も体も 全てがあるべき姿のまま この世界の どこへでも あなたを連れて行ける 私の声に 魔法なんてないけど ひとつずつ 出会う空 めぐる雲 ひまわりのように顔を上げて 胸の中に明かりを落としていく 新しい言葉 懐かしい気持ちが ゆっくりじんわりと溶けてゆく 自分の時間は少し 出会ったことの不思議 幸せが とても 限られること 君らしくいてほしい そうずっと想っているから 生まれた感情が 機械(あなた)の手を離さずにいて 泣きかたも 笑いかたも 初めてのことばかり 君の声に 光を見出すのさ ひとりきり さみしくない ひとりじゃない それでも本当なのは これが偶然じゃないものだから 僕らは 歌声を見ていて ここにいる 君の瞳の中 未来を望んで行く 眩しくても 目を開けて 歌の在処を 辿っていけば 柔らかな心に 触れられる 心も体も 全部があるべき姿のまま この世界の どこへでも あなたを連れて行ける まぼろしじゃない 魔法なんてないけど ひとつだけ信じて 胸の奥 夢の水面に触れた手が あなたと出会って波を立てた 綺麗な夏のさざ波 今 心をまとうと帆風は走る 出会った頃 あの頃は頼りない僕で 初めては覚えてるよ 君に触れたこと 泣きたい時も 上手くいかない時も 笑ってくれた 歌ってくれた 変わらない声で その笑顔が その歌声が僕らを繋いでる そして 何度だって勇気をくれた だから 君に"ありがとう" 僕らだけが描き出せる世界の中 君の色が溢れて 叶うならば ずっと一緒に描いていきたいよ ねぇ いつか届く 君と僕との この物語 傷付いた時も傷付けた時も "どんな時も味方でいるよ" 優しい瞳で この絆も あの出会いから広がり続けてる たとえ迷い込んで不安な時も 君の音を手繰るように その笑顔が その歌声が僕らを繋いでる だから未来へ行こう 繋ぎ合わせよう これからもよろしくね