どこから見ても、君は泣いていた どこから見ても、君は泣いていた どこから見ても、君は泣いていた どこから見ても、君は泣いていた どこから見ても、君は泣いていた 五彩精彩のまま、泣いた 少し張った頬に落ちる 腫れたまぶたの影をなぞる なみだに映る僕の姿は 染み込む間もなく落ちた アクリルのような、重たい色の 鮮やかな色の、君がどうして どうしてそんなに、澄んだなみだを 澄んだなみだを、流すの どこから見ても、君は泣いていた どこから見ても、君は泣いていた どこから見ても、君は泣いていた 五彩精彩のまま、泣いた 触れた僕の指を伝う 君の余熱と少しの震顫(ふるえ) 笑う目頭の奥にはまだ しぐれ雲が見えた なだめる言葉は口癖みたいだ 体に染みつく鉄錆みたいだ なみだがいつかはにび色にだって 染まってしまう気がした どこから見ても、君は泣いていた どこから見ても、君は泣いていた どこから見ても、君は泣いていた 五彩精彩のまま、泣いた ♪ どこから見ても、君は泣いていた どこから見ても、君は泣いていた どこから見ても、君は泣いていた 五彩精彩のまま、泣いた どこから見ても、君は泣いていた どこから見ても、君は泣いていた どこから見ても、君は泣いていた 五彩精彩のまま、泣いた