あの日から目覚めた僕達はまだ 光り方を知らず夜に眠る プレアデスで踊る彼女達の様に いつか僕達も輝けるかな 行方知らずの彼は どこへ消えたのか 泣きはらした目では見えない それでも僕はまだ夜を見つめている きっとどこかで会えると信じて 揺蕩う君は綺麗で 躊躇う僕は滑稽だ プラズマの様に揺れ動く心 鏡で映し出して願え! ゆらゆらゆらゆら揺らめいて消えた あの星達はそこにあった 僕ら星を見上げてただ祈るばかり 闇に吸い込まれ消えていく願い それでも僕らは願うことを やめないんだ ほらきらきらきらきら煌いて消えた あの子はきっと僕らだった きっと夜に憧れて夜に溶け込んだ 闇に飲み込まれ消えていったんだ だから僕達は心の声を 叫べ! ある日彼は言った 「何故僕達は願う?」 「光る事も出来ずただ祈る?」 プルトに見初められ彼は光を得た 青く光る彼は消えていった なのに未だ僕は願う あの子の様に白く光り どこに居ても君に光が届くように ポラリスに成れるように祈る! くらくらくらくら目が眩む程に 光る星達に憧れて 僕は星を見上げて夜の星になる いつかこの夜を照らし尽くす様に 誰もが光を失わぬ様に 輝くんだ! またふらふらふらふら揺れる星達が 僕らに何かを伝えてる 「君は白く光るんだ」 「青くならないで」 「どうかこのままで」 「そのままでいいよ」 星の言葉は僕に何を 白く光るあの子の様に 僕も白く光りたいんだ だけど一瞬じゃ駄目なんだ この夜ずっと照らさないと 「待っているよ君の事」 「まだ少し暗いけど」 「十分だよ手を伸ばせば」 ゆらゆらゆらゆら揺らめいて見えた あの星達はそこにあった 僕ら夜を見上げて星を探すんだ 闇の中でさえ光り輝いて 僕らに光を 与えるんだ! ほらきらきらきらきら煌いて光る あの子はいつかの僕だった そうさ夜に憧れて夜に溶け込んだ だけど輝きは消えることは無い だから僕達は心の声を 叫べ!