「かみさまおしえて」 右眼で見る世界 色も容(かたち)も変わりゆく それはまるで万華鏡 ―境界線にサヨナラ― 左眼の世界は 昨日と同じ灰色で 「どうして」って途方に暮れる 暇もない 助けてなんて縋ったりなんかしない いらない ほっといてよ 唯一(わたし)の色 教えて 神様ならきっと知ってるでしょ? そうでしょう? わたしを消さないで 視界の外 隠れた無限大の果てが 絶望か希望か 白黒つける準備はいいかい? 右眼で見る未来 不思議と期待に溢れて 白昼夢を見ているの? ―びいどろ越しのパレヱド― 左眼の現実 不安と恐れを纏って 何もかもが混ざり合う もう見せないで 何を信じて歩いていけばいい 正解⇔間違い 答えは何処? 知らない色 探して 神様でも知らない "自分色(わたしいろ)" そんなのないと解ってても 心殺し 全てを捨て去ろうとしても 拭えない執着 千切れるくらいにこの手を掴んで つまらないのは誰? なんて滑稽でしょう 悲観し続けて買う同情 道化(ピエロ)も空笑い かっこつけの 自尊心(プライド)にも、サヨナラ。 唯一(わたし)の色 探そう 神様ならきっと知ってるね それでも 自分で掴みたい 視界の外 隠れた無限大の色を 見ないフリしていた わたしに気付いたから 逃げない もう逃げない
