この手を伸ばした先に 君がいたならどんなに 面白い話ができるかな 肌寒い春の風に 想いが届くのならば この声を乗せて行けよ 繰り返し何度も 気持ちを確かめ合ってたって 不甲斐ないくらいに僕らは こうも脆く崩れ落ちた 離さないで手を 君を思い出してみたけど 笑えない日々も どうしようも無い気持ちさえも あなたが欲しいんだ 全てを投げ出してみたけど この手に残るのは 春の風の匂いだけ 桜の花が舞い散って 同じ時は流れてた 嬉しそうに笑う君の顔 あんまりはしゃぎすぎて つまづくなよ 拾い集めた花びら 思い出ごと抱えてみたりして 叶わない恋と 春を思い出してみたけど 満たして欲しいんだ 記憶を消し去ってしまっても 良いから 離さないで手を 君を思い出してみたけど 笑えない日々も どうしようも無い気持ちさえも あなたが欲しいんだ 全てを投げ出してみたけど この手に残るのは 春の風の匂いだけ